Uber Eats（ウーバーイーツ）導入の飲食店や顧客にデメリットはあるのか？

Uber Eats（ウーバーイーツ）の飲食店として加盟するか迷っている方にはお店や注文者（顧客）にどんなデメリットがあるのか気になる方も多いと思います。

こちらの記事では

• Uber Eatsにおけるデメリットはどんなものがあるのか？考え得る対策と共に紹介
• 逆にUber Eats を使うメリット（飲食店・注文者）はあるのか？等を解説しています。

Uber Eats（ウーバーイーツ）飲食店の主なデメリットと対策

飲食店がUber Eats に加盟する際、考えられる主なデメリットをまとめてみました。

Uber Eats（ウーバーイーツ）飲食店の手数料や包装コストがかかる

Uber Eats（ウーバーイーツ）で出店し商品が売れるたび、飲食店は売上げから商品代の35%＋税（デリバリーの場合）の手数料が引かれます。

※テイクアウトも導入（登録時に選択可能）できますが、その場合は12%＋税が手数料となります。

※出店に際し、固定費はかかりません

Uber Eats（ウーバーイーツ）出店手数料
手数料：売上の35%＋税（デリバリー） 手数料：売上の12%＋税（テイクアウト） 固定費：不要

なお、通常50,000円の初期費用については現在キャンペーンで0円となっています（※予告なく終了する場合有）

キャンペーン中のUber Eats 飲食店登録はこちら

その他にも使い捨てお皿やスプーン、割りばしなど包装コストもかかります。

【コスト対策】店頭とUber Eats で商品価格が違うケースが大半

対策としては同じ店・同じメニューでも店頭価格とUber Eats 価格が違うお店が大半です。

※既存のお店のメニュー形態はUber Eats 注文用のアプリから確認できます。

その他、店舗にはないUber Eats 限定のセットメニューや、有料トッピングメニューをそろえているお店も多いです。

業務量の増加や混雑時の影響

通常の店内業務に加え、デリバリーの受注確認・調理・梱包など単純に業務の増加が予想できます。

特にご飯時など混雑時はデリバリーの注文が増えると、お店が回らないこと、料理の提供時間が長くなることも想定できます。

【混雑時対策】タブレットで受注の一時オフも可能

デリバリーの受注は常に行わないといけないことは無く、注文用のタブレット操作で一時的にオフにすることが可能です。

注文確認で使うタブレットは自前で用意することも可能ですし、Uber Eats 側レンタルも可能（レンタルは有料）

Uber Eats 配送時における破損・こぼれが生じる場合がある（その場合は？）

配達パートナーがどんだけ気をつけていても商品のこぼれや破損は一定数起こってしまいます。

ただ、商品到着時に料理がこぼれたりの破損等があった際は注文者がアプリ上からUber Eats（ウーバーイーツ）運営に報告することができます。

その際、破損が大きい場合などはUber Eats が注文者に何らかの補填してくれるケースが多いです。

Uber Eats（ウーバーイーツ）主な飲食店のメリット

飲食店は逆にどんなメリットが見込めるのか

売上げの増加が見込める

単純に通常の飲食店での売上げに加えてUber Eats アプリ経由のデリバリーやテイクアウトの売上げ増加が見込めます。

特にデリバリーの需要は雨の日や極端な気温の時（真夏・真冬）に増加します。

お店の認知があがる

Uber Eats（ウーバーイーツ）ではアプリ上でお店の料理写真やメニューを誰でも見ることや、ユーザーはジャンルやメニューごとに検索することがができます。

地元に住んでいる、そのジャンル・メニューが好きな人に認知されるメリットが想定できます。

特にUber Eats の配達エリアが新たに拡大した地域は、加盟している店が多くない傾向があるため同一ジャンルのライバル店が少ないかもしれません。

2023年に配達エリアが拡大した情報、または拡大予定が発表された地域はこちらの記事でも紹介しています。

固定費や解約料がかからない

手数料は商品（メニュー）が売れた分にかかるので、月額・年会費などはかかりません。

加えて解約する際の違約金などもないので、気軽に始めることが可能です。

F＆Q

Uber Eats の注文者にデメリットは有る？

Uber Eats（ウーバーイーツ）をお客さんとして頼む注文者の方にどんなデメリットがあるのか気になるお店関係者の方もいるかと思います。

結論から言うとデメリットとしては、多少お店で食べるよりも出費がかさみます。

ただ、Uber Eats 側で不定期にクーポン配布（Uber Eats 負担の割引）が行わることがあったりする場合も有るので、一概にお店より高くなるわけではありません。

特にUber Eats 自体が初回注文に関しては、配送手数料などを加味してもお得に注文できるケースも多いのでお客さんにオススメしやすいと思います。

Uber Eats の注文者に逆にメリットは有る？

メリットとしては

• 注文から商品が届くスピードが早い（大半が1時間以内）
• 悪天時でも外出せずおいしい料理が食べれる
• クーポン等のプロモーションを利用できることがある

などが想定出来ます。

注文から商品が届くスピードがとても速く、ファストフードなどはスマホで注文から10分で届くことも珍しくありません。

調理に時間がかかるメニューもAI予測による最適なタイミングで配達パートナーが受け取りにくるので、温かい料理は温かいまま配達パートナーに任すことが可能です。

店舗の売上が入金されるサイクルは？

Uber Eats を通して販売した売上げは通常、月曜～日曜分が翌週に登録した口座に支払われます。

※年末年始などはずれる可能性有

その際振り込まれる金額は、売上げからUber Eats による手数料（商品代の35%＋税）が引かれた額となります。

ワンオペでの営業は？

筆者は配達パートナーとして配達をしていますが、実際にワンオペで運営しているテイクアウト・デリバリー専門のお店は知っています。

ただ、店内飲食ができる加盟店で常時ワンオペのお店はみた覚えが無いので、ワンオペで店内とデリバリー業務の両立なかなか難しいのだと思います。

シフトの問題などで一時的にワンオペになり、お店が回らないときはタブレットで受付オフにすることでデリバリー受注を止めることも可能です。